ICD植え込みを決断

ICD(植込み型除細動器)を突然死予防(1次予防)で植えこんだ20代のブログ

ICD植え込み体験談〜尿カテとの戦い〜

手術前日に病院に入院しました。

その日になにか検査があるのかと思いきや特に何もなし!

主治医の先生(女性の若い先生です。し、下心なんてないんだから!!)からの手術同意書にサインをしてどんな手術をどうやってやるのか詳細の説明を受けました。

 

そこで1つの選択をすることになりました。

尿道カテーテルor尿コンドームor尿瓶

手術中や手術後の尿の処理をどうするかということで選択肢を3つ提示されました。

尿道カテーテル

これはなんとなくイメージが湧くと思いますが、男性のアレの管に管を入れてそれを膀胱まで入れて風船を膨らませるそうです。

その風船のおかげで外れないという画期的なもの。

ただし!!入れるときと抜くときに激痛を伴うとのこと。。。

そしてアレを触られまくるという羞恥心にも勝たなければいけない。

 

尿コンドーム

正式名称は忘れましたがアレに被せてそこから尿を採取するものらしいです。

先ほどの尿道カテーテルと違ってこちらのタイプの場合自分で出そうとしないかぎり採取できず結構大変なようです。

 

尿瓶

こちらは特に説明は不要ですね。特徴的な形をした入れ物に用を足すというものです。

 

〜第2の決断〜

第1の決断はICDを植えこむ決断。第2の決断は尿の処理。

たかが尿だと思ってはいけません。半日以上体を動かせないのですから・・・

ここでの選択は今後の入院生活の快適さを左右する大事なものです!!

 

私は。。。「尿瓶」を選択しました

理由は簡単です。痛いの嫌だ!!ただそれだけですw

後は装着時の羞恥心に耐えれなさそうだからってのもありますね。

でも、その羞恥心は尿瓶のほうが上だと思い知らされるのでした。。。

 

手術後の安静状態の時の尿意

手術後すぐに私は尿を出したくて出したくてしょうがありませんでした。

そりゃそうです。手術時間+準備時間含め3時間ぐらいほぼ裸で冷たい部屋に居たのだから。。。それなのに腕からは常に水分が送り込まれる。。。地獄です。

 

看護師さんに「すみません、、、尿瓶を持ってきてもらえますか?」と伝えて持ってきてもらいました。

さてと。ズボンを脱ぐか。。。そう思った時1つ重大なことに今さら気づきました。

腕を動かせない!ちょっと動かしたら激痛が!!

そうなんです。安静状態でかつ動かすと痛いんですよ。。。寝た状態でみなさんは片手で体を動かさずにズボンとパンツを下ろすことはできますか?

無理です。

 

どうやってすればいいんだ、、、そんな不安は一瞬で打ち消されました。

看護師さんがベッド横に来ておもむろに私のズボンとパンツに手をかけました。

そう。そうなんです。

尿意のたびに看護師さんに脱がしてもらい、尿瓶を当ててもらいその場で用をたすという行為をしなければならないのです。

流石に見られながらだと反応したくなくてもしてしまうのが男の性です。

それに気づいた看護師さんはその場を後にしました。

 

あの選択は私は誤っていたのでしょうか。。。

でも、Google尿道カテーテルのことを調べたら痛い・痛い・痛いと恥ずかしさのほうがまだましか。。。と思えてきました。

 

なんかICDのことなんて全然関係無い内容になってしまいましたが、これから手術を受ける方、そして最大の決断を迫られている方の参考になればと思います。

 

ちなみに、患者側で選択できるのは手術時間が短いからだそうです。

長ければ問答無用に尿カテらしいです。

手術はもう懲り懲りです!!!