ICD植え込みを決断

ICD(植込み型除細動器)を突然死予防(1次予防)で植えこんだ20代のブログ

ICD植え込み体験談〜手術終了から退院(入院費と保険の話も少し)〜

さて。植え込みから1ヶ月が経ちました。

仕事も問題なくこなしており、問題は起きてません。

 

術後のケア

手術終了後の尿の処理については別の記事にてご紹介したとおりです。 

それ以外の術後から退院までの軌跡をお話します。

 

まず、術後直ぐにはベッド上で過ごすことになります。

食事が食べられるようになったのは夕食からでした。

ただ、ベッドから起き上がることも出来ず左手も動かすことが出来ません。

 

どうやって食べるか?それは簡単です。

看護師さんにアーン(*´Д`)って食べさせてもらう?

そんな甘い話ではないです。

 

出てきたご飯は"おにぎり"

はい。話は簡単でした。

片手で食べられるものを用意する。

 

正直、おにぎりかよー。もっと食べたいなー。

って思ってましたが、今まで20年以上生きてきてあんなに美味しいおにぎりを食べたのは初めてだと思うぐらいおいしかったです。

 

第2の人生の始まりがこのおにぎりか。。。と

安静解除

私の場合は安静解除になったのは次の日の10時頃。

朝ごはんも同じようにおにぎり+おかずでした。

そのご飯を食べた後、ごろごろしていると先生がやって来ました。

 

傷口を見せて化膿していないことを確認し、消毒をして安静解除の指示が出ました。

 

これでようやく歩けます。

看護師さんと一緒にベッドから起き上がり、立ち上がりました。

ただ、その時ものすごい目眩に襲われました。

立ち上がることは出来なかったのです。。。

 

ひとまず1時間ぐらい休憩することになり、更に1時間後。

見事立ち上がり、トイレまで歩けました。

 

入院生活

金曜日に手術をして翌月曜日には退院しました。

なので2日間の退屈な日々が待っています。

基本的にはベッドの上でごろごろ。看護師さんがベッドまで来て血圧とか体温とか測るだけ。

術後の検査もありますが、心電図と胸部X線と血液検査のみ。すぐに終わっちゃいます。

なので、私はスマホを使える病室だったので、Amazonのプライムビデオで007を見続けていました。

過去の物から最新作まで見続けていました。

 

そんな生活が続き、いよいよ退院の日。

この日、妻は仕事だったので1人で退院。

朝に先生が病室に来て最後のチェック。

チェックは問題なし。退院決定!!

 

退院の時

退院はすごくあっさりしています。

ナースステーションに挨拶に行こうと思ったんですが、誰も居ないんです。

そして、知ってる看護師さんも居ない。なので看護師長さんに見送られ病棟を後にしました。

 

その後、会計窓口に行き、いざ会計です。

高額療養費制度によって窓口での支払金額は13万円ほどになりました。

制度を利用しなかった場合は100万円超えの金額です。(3割負担じゃないと400万超え、、、車買えますやん)

差額ベッド代もあったため実際に支払った金額はもうちょい多かったです。

 

保険の話

私は明治安田生命の生命保険に18歳のときから親の繋がりで入っていました。

そして、今回の入院にも適応されました。

入院日額はもちろん、入院にかかった治療費の3割負担分全額が支給されるとのこと。

で、ここがミソでこの3割負担分については高額療養費制度は関係ないんです。

つまり、100万円超えの金額が対象になります。(めっちゃ黒字ですやんww)

ただ、ここにトリックがあり、1回の入院の上限金額は90万円とのことでした。

(まぁ、世の中そんなに甘くないってことですw)

ただ、満額の90万円が支給され、5日分の日額を合わせると100万円には及びませんでしたが近い金額が支給されました。

(たぶん、いままで保険で払い続けた金額よりももらってる)

 

生命保険ってほんと何があるかわからないから入っていて損はないと思います。

このブログを読まれている方はもしかしたら既にICD植え込みの件でお話があった方かもしれませんので、必ずしも入れるとは限りませんが是非ともご検討ください。

 

保険の勧誘っぽくなってるけど、関係者でもないですのでw

ただ、今回の一件で保険って素晴らしい制度だと思いました。というお話でした。

※金額は私のケースに限ったものですので必ずしもこの金額になるとは限りません。

ただ、参考にはなると思います!